渡辺弘幸大阪駅長と「かつみ・さゆり」の合図に合わせ、出発する「はなあかり」と「かにカニはまかぜ」=JR大阪駅
渡辺弘幸大阪駅長と「かつみ・さゆり」の合図に合わせ、出発する「はなあかり」と「かにカニはまかぜ」=JR大阪駅

 JR西日本の観光列車「はなあかり」が6日、大阪-浜坂(兵庫県新温泉町)間で運行を始めた。臨時特急「かにカニはまかぜ」と連結し、3月14日までの木曜以外に走る。初日の出発に合わせ、大阪駅のホーム上で式典があり、夫婦漫才コンビ「かつみ・さゆり」が豪華な列車と、カニや温泉が楽しめる但馬地域の魅力をPRした。

 式典は獅子舞の演舞で始まり、同社鉄道マーケティング部の福江直広近畿営業部長は「兵庫県全てを楽しめるコース」と紹介。さゆりさん(神戸市長田区出身)は「北近畿エリアは風景がきれい、カニも堪能できる最高の場所。ぜひ皆さんにお薦めしたい。私も絶対に行きます」と語った。

 列車は6両編成で、うち「はなあかり」はグリーン車2両と、より上質なスーペリアグリーン車の計3両。渡辺弘幸大阪駅長、かつみ・さゆりの「出発進行」の合図に合わせ、浜坂へと出発した。(大島光貴)