春の訪れを告げるイカナゴの稚魚「シンコ」=神戸市内
春の訪れを告げるイカナゴの稚魚「シンコ」=神戸市内

 春の風物詩イカナゴのシンコ(稚魚)漁のうち、大阪湾での漁について、兵庫県と大阪府の漁業者らが19日までに、2年連続での休漁を決めたことが分かった。県水産技術センター(明石市)は同日、今年の漁況予報を発表。大阪湾、播磨灘、紀伊水道の「3海域ともほぼ漁獲が見込めない」としたことなどを基に判断した。播磨灘での漁は、漁業者らが3月6日に試験操業した上で判断する。