力を合わせてクモの巣状の穴を通過する参加者ら=尼崎市武庫元町3
力を合わせてクモの巣状の穴を通過する参加者ら=尼崎市武庫元町3

 アスレチックなどを通じて仲間との絆を育む「冒険教育」体験会が、尼崎市武庫元町3の西武庫公園であった。香美町小代区にある同市立美方高原自然の家「とちのき村」を管理する「日本アウトワード・バウンド協会」が、とちのき村での活動を知ってもらおうと開いた。(池田大介)

 アウトワード・バウンドは英国発祥。1941年、第2次世界大戦中の北大西洋で海運業の船乗りが生き残るための訓練として始めたのが起源とされる。同協会は、自然の中での挑戦を通して豊かな人間性を育むことを目的に活動している。運営するとちのき村では、キャンプや沢登りなどの野外活動ができ、尼崎市の小学生が自然学校などで訪れている。