高峰秀子主演「二十四の瞳」(宝塚映画祭実行委員会提供)
高峰秀子主演「二十四の瞳」(宝塚映画祭実行委員会提供)

 宝塚がかつて映画の都だったことを伝える「第25回宝塚映画祭」が来月1~7日、宝塚市売布2の映画館シネ・ピピアで開かれる。今年は同市制70周年を記念して、70年前の1954年に製作された名作4本を上映するほか、開館30周年となる手塚治虫記念館(同市武庫川町)で親しまれた短編アニメも取り上げる。(冨田佳久)

 同映画祭は、阪神・淡路大震災からの復興を機に生まれた映画館シネ・ピピアを会場に、2000年にスタート。毎回、日本映画の黄金期を支えた旧宝塚映画製作所の作品を特集し、劇場で見る機会の少ない秀作を発掘して上映してきた。