■感謝の思いかみしめ迫真の演技、観客200人を魅了
尼崎市の小中学生らが所属する演劇ユニット「ふろんてぃあ」の最終公演が26日、同市南塚口町3の県立ピッコロシアターであった。友情をテーマにした冒険活劇「SPYMYFRIEND」を10~19歳の女子メンバー16人が熱演し、親子ら約200人から大きな拍手が送られた。(地道優樹)
大学院生時代に脚本家倉本聰さん主宰の演劇塾に在籍していた山川和宏さん(50)が2005年、勤務先の尼崎市立浦風小学校で立ち上げた演劇クラブが前身。その後、廃部になった他校の演劇部員らが集うようになり、16年にふろんてぃあに改名した。