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戦没者への追悼の思いを込め、祭壇に献花する出席者=姫路市市民会館
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戦没者への追悼の思いを込め、祭壇に献花する出席者=姫路市市民会館

 76回目の「終戦の日」を迎えた15日、兵庫県姫路市戦没者追悼式(市遺徳顕彰会主催)が同市総社本町の市民会館で開かれた。参列した遺族ら約180人は、姫路空襲や戦地で命を奪われた家族らを思い、平和と不戦への誓いを新たにした。

 姫路の市街地は1945年6月22日と7月3日深夜~4日未明の2度にわたる空襲で焦土と化し、計514人が亡くなった。

 式典では、東京・日本武道館での全国戦没者追悼式の様子をスクリーンで放映。正午に合わせて参列者全員で1分間の黙とうをささげた。

 清元秀泰市長は「歴史に謙虚に向き合い、戦争の惨禍や平和の尊さ、多くの教訓をこれからの世代に伝えていかなければならない」とあいさつ。

 県遺族会姫路支部長の三木英一さんは追悼の言葉で「遺児も皆、高齢になった。若い世代に伝えていく努力をすることが私たちの世代の大きな使命であり、責任である」と述べた。(安藤真子)

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