姫路

  • 印刷
記者会見で質疑に応じる検証委員会委員長の立花隆介弁護士(右端)と西田耕太郎教育長(右から2人目)ら=姫路市役所(撮影・大山伸一郎)
拡大
記者会見で質疑に応じる検証委員会委員長の立花隆介弁護士(右端)と西田耕太郎教育長(右から2人目)ら=姫路市役所(撮影・大山伸一郎)

 兵庫県姫路市立城陽小学校の特別支援学級の元教諭(39)=懲戒免職=が暴言や体罰を繰り返していた問題で、検証委員会が24日に公表した意見書では、市教育委員会の姿勢にも注文が付いた。会見した市教委幹部は「被害を受けた児童、保護者、被害を報告してくれた職員に申し訳ない思いでいっぱい」と陳謝。信頼回復へ再発防止の取り組みが問われる。

 意見書では市教委に対し、体罰・暴言事案の情報収集や、各校に対する報告の指示などを「どの程度広く、積極的に行っていたのか」と疑問が呈された。

 会見した原田祐司・学校教育部長と三木達也・教職員課長はこの指摘に対し、市教委や県教委の相談窓口はあるとしつつ、学校現場から見ると市教委は「一つ上の組織」という認識があることに加え、多忙化や人間関係悪化への恐れから利用をためらうケースも想定され、「周知が不十分だった」と認めた。

 当面の対応として、各校長に事案の報告や相談の徹底を改めて求め、全教職員や保護者向けに相談窓口を紹介する文書を配布したことを明らかにした。

 また意見書で「資質に疑問」とされた元教諭が支援学級の担任をしていた点を問われると、教員の人事権は県教委、校内の人事については校長が決めており「市教委では配置まで決められない」と釈明。課題に挙げられた支援員の体制についても「増員は検討中だが予算に限りがあり、すぐには難しい。今は各校から出される要望や学校の実情を踏まえ、より適切な配置をしていく」とした。

 元教諭が心療内科を受診していたことを踏まえ、教職員へのフォロー体制についても質問があり、「セルフチェックなどで医師の診断を受ける仕組みはあるが、継続的な支援については今後の課題」とした。(山本 晃、森下陽介)

姫路特別支援学級の体罰
姫路の最新
もっと見る
 

天気(5月18日)

  • 25℃
  • 15℃
  • 0%

  • 27℃
  • 10℃
  • 0%

  • 27℃
  • 14℃
  • 0%

  • 28℃
  • 13℃
  • 0%

お知らせ