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 兵庫県姫路市教育委員会は2022年度、小中学校で特別支援学級を担任する教員への研修を充実させる。市内では昨年、城陽小の支援学級で元教諭の男性(39)=懲戒免職=による暴言・体罰問題が発覚。市教委は再発を防ぐため、支援学級を初めて担当する教員向けの研修動画を作り、指導の悩みなどを共有できる機会も設ける。

 市教委によると、同市内の特別支援学級は07年度の157学級から、21年度は236学級に増加。特別支援学校や養護学校の免許を持たない教員が担任となるケースも増え、同年度は161人に上った。

 城陽小の問題を受けて市教委が設置した外部検証委員会は、昨年12月に提出した意見書で「支援学級の指導を想定していなかった教員が担任しなければならないこともある」と現状を指摘。通常学級と教育内容や指導方法が異なるとし、「他の教員との悩みの共有が不十分となって孤立を感じ、心理的負担を増加させている可能性もある」などとした。

 市教委はこうした課題を踏まえ、22年度から新たに支援学級を担当する教員を対象に内部ネットワークで研修動画を配信する。子どもが落ち着く学習環境や個性に応じた教育カリキュラムについて指導主事らが解説する内容で、知的、肢体、自閉・情緒など障害の種別や特性に合わせて計数本を準備し、4月から視聴できるようにする。

 また、支援学級の担任が集まる研修会では、参加者から事前に指導の悩みなどを集約。当日は数人のグループに分かれ、指導経験が豊富な教諭に相談できる場を設ける。

 市教委教育研修課の西川康成課長は「新型コロナウイルスの影響で、ここ2年ほどは教員間の横のつながりが薄れていた。新たな研修内容でしっかりサポートしていきたい」としている。

(田中宏樹)

姫路特別支援学級の体罰
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