動き回るリスザルを観察する親子=姫路セントラルパーク
動き回るリスザルを観察する親子=姫路セントラルパーク

 姫路セントラルパーク(姫路市豊富町神谷)で、リスザルの放し飼いが5年ぶりに復活した。体長約30センチで、木から木へ飛び回るかわいらしいリスザルを屋外ケージ内で観察できる。8月中は毎日正午から、飼育員による解説があり、えさやり体験もできる。

 ケージは約2100平方メートル、高さ約30メートルの空間。アマゾンなどの熱帯雨林に生息するリスザル5匹を放し飼いにしている。カピバラやフラミンゴなども同居しており、えさを食べたり、水浴びをしたりする様子を歩いて見物できる。

 2018年まではリスザルもケージ内で飼育していたが、老朽化でネットに穴があき、ケージ内の小屋に移していた。今夏にネットの修理が終わったのを機にケージを「リスザルの森」と名付けた。

 養父市から家族で訪れた小学4年の栗田七音(なお)さん(10)は、ちょこまかと走り回るリスザルに、ヒマワリの種を与える体験に参加。「触れそうなくらい近くで見られてうれしい」と笑顔を見せた。

 えさやりは人数制限がある。同パークTEL079・264・1611

(橘高 声)