サムホール大賞展の受賞作家展=岡之山美術館
サムホール大賞展の受賞作家展=岡之山美術館

 西脇市出身の世界的な美術家、横尾忠則さんの作品などを収蔵する岡之山美術館(同市上比延町)が、横尾さんが審査員を務める「サムホール大賞展」(神戸新聞社後援)の前回受賞作家による展覧会を同館アトリエで開いている。第13回の大賞展を11月8日~12月7日に開催するのに合わせ、八つの期間に分けて展示するといい、第1弾は5月11日まで。「審査員 横尾忠則賞」に輝いた作家の作品など24点が並ぶ。(金井恒幸)

■「個性豊か、さまざまな世界観の作品を楽しんで」

 サムホール大賞展は、芸術を志す人に自己表現のできる場を提供しようと、1995年に始まった。当初は2年に1回、現在は3年に1回のペースで開く。前回の2022年は630人が1260点を応募した。