入場料の代わりに野菜を寄付し、料理人が即興で調理したその野菜をみんなで味わう催し「ギブミーベジタブル」が19日午前11時~午後5時、西脇市比延町の播州織ブランド「タマキニイメ」の本社で行われる。循環型のものづくりを目指す同社は地元で綿花を栽培。ヒツジやヤギなどの動物約60頭を飼育し、排せつ物を肥料に活用している。催しを機に、料理で出る野菜くずを一般から募集し、同社の動物の餌とする取り組みも始めるという。(金井恒幸)
■11店舗の料理人が腕前披露 綿花栽培見学、草木染体験、演奏も
野菜が主役で、食べ物に感謝するこの催しは2010年、東京・新宿のライブハウスから始まり、国内外の100カ所以上で開催された。県内では加西市や神戸市などで実施されたという。