ご飯やおかずで動物や人などを表現する「キャラクター弁当」の写真展が30日~4月11日、兵庫県小野市王子町のコミセンおのである。毎朝、家族に作る弁当を撮影し、交流サイト(SNS)に投稿する市内の主婦「となりんりん」さんの約30点を展示。かわいいクマ5体がいなりずしの上に並んだものや、恐竜の骨格まで表した仕掛け弁当など多彩に紹介する。(坂本 勝)
写真展「大人のキャラ弁~毎日作るパパ弁当~」として開く。となりんりんさんは2006年、娘の入園を機にキャラ弁を作り始めた。大人向けにおかずを重視した弁当も作る。新型コロナウイルス禍前にはキャラ弁の発展を目指す日本キャラベニスト協会のお弁当学講座でマスター認定を受け、教室を開いていた。
弁当アーティストを名乗り、考案した弁当をブログやユーチューブで発信。インスタグラムのフォロワーは3万6千人に上る。弁当コンテストなどで多数受賞し、雑誌やテレビにも取り上げられた。公立施設での写真展示は初となる。
クマの蒸し卵弁当は型に流し込んで成型。足の裏や指にトンカツソースを塗り、目や鼻、口は焼きのりでかたどった。「恐竜の化石」は弁当箱の側面に現れる。白い骨はスライスチーズ、黒い部分は焼きのりで表現。しょうゆを混ぜ合わせたご飯に浮かび上がらせた。「海苔(のり)アートご飯」はおにぎり3個に焼きのりで「梅」「ひみつ」「昆布」と文字を入れた。秘密の具材はツナマヨネーズだった。
夫は平日朝5時に出勤するため、弁当作りは朝4時から。竹かごや円形など、料理に合う弁当箱を日々使い分け、ストロボをたいて写真を撮る。
食べる人が嫌いな食材は入れない。子どもは「おいしかった」と話してくれたが、夫は無反応。となりんりんさんは「『おいしいか、そうでないかぐらいは言ってくれる?』と聞くと『おいしかった』と言ってくれるようになった。半強制的です」と笑う。
4月からは高校生になる息子の分も加わる。「見た目も楽しい弁当を作りたい。いろいろ策を練らなくては」と話す。午前9時~午後10時。コミセンおのTEL0794・63・1020























