特殊詐欺の「受け子」や「出し子」として、キャッシュカードや現金などを盗んだとして、芦屋署は17日、窃盗の疑いで、フィリピン国籍の住所不定、無職の男(24)を逮捕した。調べに「間違いありません」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は2月11日、金融庁職員を名乗って芦屋市の男性(89)宅を訪れ、キャッシュカードと預金通帳を入れさせた封筒と別の封筒をすり替えて盗み、市内のコンビニのATMで現金50万円を引き出した疑い。
同署によると、共謀の何者かが芦屋署員をかたり、男性に「口座が不正に利用されている。停止手続きが必要」などと虚偽の電話をしていたという。通帳がなくなっていることに気付いた男性が銀行や同署に相談して発覚した。
























