震災遺族やボランティアらでつくるNPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯(あか)り(HANDS)」(神戸市北区)で、理事を務めた足立悦夫さん=豊岡市塩津町=が6月29日、91歳で亡くなった。阪神・淡路大震災で愛息を亡くした。「震災が忘れられていくのはごっつい寂しい。『1・17』をもっと叫んでほしい」。防災・減災や出会いの大切さ、日々を元気に過ごす意味を伝えたいと、体が動く限り神戸市に通い続け、記憶の風化にあらがった28年だった。
震災遺族やボランティアらでつくるNPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯(あか)り(HANDS)」(神戸市北区)で、理事を務めた足立悦夫さん=豊岡市塩津町=が6月29日、91歳で亡くなった。阪神・淡路大震災で愛息を亡くした。「震災が忘れられていくのはごっつい寂しい。『1・17』をもっと叫んでほしい」。防災・減災や出会いの大切さ、日々を元気に過ごす意味を伝えたいと、体が動く限り神戸市に通い続け、記憶の風化にあらがった28年だった。