コンクリートで壁面を覆う前のトンネル内部=神戸市中央区東川崎町
コンクリートで壁面を覆う前のトンネル内部=神戸市中央区東川崎町

 JR神戸駅周辺の地下でトンネルが掘り進められ、ほぼ完成したという。一体何を通すのか。整備している市が、近隣の湊小学校(神戸市中央区東川崎町1)の児童向けに見学会を開くと聞き、記者も同行した。

 市によると、トンネルは浸水対策用の雨水幹線(シールドトンネル)。地下約15メートルの深さを、神戸駅の西にある高速神戸駅付近から海に近い東川崎公園周辺まで782メートル延びる。トンネル内の直径は2・2メートルあるという。

■トンネル内に「幻の絵」も