県内では丹波市でのみ生息が確認されている絶滅危惧種「ホトケドジョウ」の常設展示が、劇場型水族館「アトア」(中央区新港町)で始まった。希少な淡水魚の姿を通して、兵庫の自然の価値を発信する。保全団体と協力し、バックヤードでは繁殖も試みる。(那谷享平)
■保全団体と協力、繁殖も試行
ホトケドジョウは湧き水付近の湿地や小川に生息しており、全長は6センチほど。農地や水路の整備工事で数が減り、環境省から絶滅危惧IB類に指定されている。加古川と由良川の源流域という丹波市の豊かな自然を象徴する存在だ。
県内では丹波市でのみ生息が確認されている絶滅危惧種「ホトケドジョウ」の常設展示が、劇場型水族館「アトア」(中央区新港町)で始まった。希少な淡水魚の姿を通して、兵庫の自然の価値を発信する。保全団体と協力し、バックヤードでは繁殖も試みる。(那谷享平)
■保全団体と協力、繁殖も試行
ホトケドジョウは湧き水付近の湿地や小川に生息しており、全長は6センチほど。農地や水路の整備工事で数が減り、環境省から絶滅危惧IB類に指定されている。加古川と由良川の源流域という丹波市の豊かな自然を象徴する存在だ。