近畿選手権の女子フリーを終え、笑顔の三原舞依=10月、木下アカデミー京都アイスアリーナ
近畿選手権の女子フリーを終え、笑顔の三原舞依=10月、木下アカデミー京都アイスアリーナ

 フィギュアスケート女子で26歳の三原舞依(シスメックス、甲南大大学院)は、19日開幕の全日本選手権(東京)を「競技生活18年間の集大成」と位置付ける。全身の関節が痛む難病や体調不良、疲労骨折と度重なる困難を乗り越えてきた苦労人は「すごくすごく特別な舞台。今年も出られてうれしい」。喜びや感謝の思いを胸に、11度目の出場を迎える。