三木市高齢者大学「みっきぃシニアカレッジ」の学生が、「学びと生きがい」をテーマに人生経験を語る意見発表会が、三木市細川町の市立まなびの郷みずほであった。年を重ねても叱られることのありがたさや、趣味だからこそ妥協しない大切さ。あるいは偏った情報が広がることへの警鐘と、長い人生を歩んで得た幅広い経験と知識、考え方を約100人の学生らに伝えた。(大山伸一郎)
同大学は教養課程のほか、園芸や健康福祉、情報、文化の専門課程があり、2024年度は1~4年に計104人が在籍。ゴルフやパソコン、木工などクラブ活動のほか、学生自治会の運営にも取り組む。発表会は人生経験に加えて、学生生活で積み重ねた思いを披露する場として毎年夏に開いている。