体育館跡の釣り堀でマス釣りを楽しめる=三木市吉川町大畑
体育館跡の釣り堀でマス釣りを楽しめる=三木市吉川町大畑

 4年前に閉校した三木市吉川町大畑の旧中吉川小学校の体育館が屋内釣り堀に改修され、かつて子どもたちが元気に走り回った校庭はドッグランや家族が憩える天然芝に生まれ変わった。学びやの雰囲気を残しつつ、食事も楽しめる体験型レジャー施設になり、地元住民の期待も高まっている。(大山伸一郎)

 1959年に「田尻隼人商店」として創業した地元の釣り具やアパレル製品の製造販売会社「ハヤブサ」が手がけた。現在の社屋と直線距離で約500メートルの同校跡地を「再び笑顔が集まる場所に」と構想。10年間の賃貸借契約を2023年に市と結び、校舎以外の改修工事を進めてきた。