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 兵庫県三木市は19日、市内の医療機関で定期予防接種を受けた乳児に対し、看護師の指に刺さった針を交換せずに医師がそのまま接種したと発表した。乳児の体調に異常はなく、血液検査と経過観察を行うという。

 市健康増進課によると、18日、肺炎球菌ワクチン接種の際に生後3カ月の男児の腕を持っていた看護師の指に、誤って針が刺さったが、医師はそのまま接種したという。

 同課は同日、保護者から報告を受けて医療機関に状況を確認。市医師会とも「交換は必須だった」などと再発防止に向けて協議したという。