兵庫県の告発文書問題を調べた県の第三者調査委員会が19日に公表した報告書は、計264ページに及ぶ。斎藤元彦知事による職員へのパワハラは「あった」と認定、文書の内容を調べずに告発者を捜し出し、懲戒処分としたことを「公益通報者保護法に違反する」と断じた。さらに今回の問題の背景として「特有の組織風土があった」とする考察が盛り込まれた。これに対し、斎藤知事は「26日以降に見解を示す」としている。3回にわたって報告書を読み解いていく。(連載取材班)
兵庫県の告発文書問題を調べた県の第三者調査委員会が19日に公表した報告書は、計264ページに及ぶ。斎藤元彦知事による職員へのパワハラは「あった」と認定、文書の内容を調べずに告発者を捜し出し、懲戒処分としたことを「公益通報者保護法に違反する」と断じた。さらに今回の問題の背景として「特有の組織風土があった」とする考察が盛り込まれた。これに対し、斎藤知事は「26日以降に見解を示す」としている。3回にわたって報告書を読み解いていく。(連載取材班)