神戸新聞社は2025年度大学入試について、兵庫県内の高校の合格実績をまとめた。定時制や通信制を除く公立、私立のうち、ホームページで9月10日までに実績を公表した高校を対象に、大学別の合格者数を集計した。今回は関西の中堅私学である京都産業大、近畿大、甲南大、龍谷大の「産近甲龍」と、県内入学者の多い神戸学院大、流通科学大、兵庫医大のランキングを紹介する。
合格者数は現役生と既卒生の合計だが、現役生の実績しか公表していない高校もある。また、大学別の単年度実績を公表していない高校はランキングに含まれない。
産近甲龍の合計では、県立西宮が431人で最も多く、次いで西宮市立西宮東(394人)、私立仁川学院(354人)と西宮市内の高校がトップ3を占めた。4位、5位にはそれぞれ尼崎稲園、尼崎北と尼崎市内の県立高校が入った。4大学のトータルで200人以上の合格者を出した上位17校のうち、公立は13校、私立は4校だった。
甲南大の合格者上位には県立高のほか、神戸、姫路、西宮、伊丹、尼崎の各市立高も並び、トップ3は夢野台(157人)、明石北(132人)、御影(126人)の順。50人以上の合格者を出した35校のうち、34校が公立勢だった。
京産大は西脇、近大は県立西宮、龍谷は仁川学院がトップ。神戸学院大は昨年に続いて明石西が最も多く、流通科学大は神戸星城、兵庫医大は滝川第二がそれぞれ最多だった。
※合格者数は各高校がホームページなどで公表している実績に基づく
※合格者数は既卒を含むが、現役生のみの人数しか公表していない高校がある
※合格者数は学校推薦型選抜、指定校推薦、AO入試を含む
高校受験のページに京都産業大、近畿大、甲南大、龍谷大、産近甲龍合計、神戸学院大、兵庫医大、流通科学大の合格者ランキングを掲載