神戸市の事件・事故
神戸市の事件・事故

 高市早苗首相に成りすましたユーチューブの投資広告をきっかけに、計192万円相当の電子マネーと暗号資産(仮想通貨)をだまし取られたとして、神戸市垂水区に住む介護士の女性(67)が25日、兵庫県警垂水署に被害を届けた。

 署によると、女性は2月1日、ユーチューブを視聴中に、高市首相が「国民に、もっと豊かな生活をしてほしい」と訴える偽の動画広告が流れてきた。表示されていた番号に電話をかけると「シニアマネジャー」を名乗る女から「外国為替や金を扱っている。投資費用として電子マネーを購入して」と言われたという。

 女性は2月6~11日、4回に分けて計7万円相当の電子マネーを近くのコンビニエンスストアで購入し、カード記載の番号を女に伝えた。その後、手数料がかからないとして暗号資産の振り込みを求められ、取引アプリ「コインチェック」をダウンロード。2月19日~4月3日、5回にわたって計185万円相当の暗号資産を指定されたアドレスに送ったという。

 女性が視聴した広告について、署は、人工知能(AI)を悪用して作られたフェイク動画だったとみている。