まちびらきから40年以上が経過し、人口減少や高齢化が進む三田市のフラワータウン地区。1995年開館の「フラワータウン市民センター」(武庫が丘7)の老朽化が課題になる中、市は「イオンリテール」(千葉市)が新たに整備する新商業施設に、市民センター機能を移転する計画を進めている。市の申し入れに対し、同社から「進める方向で決定した」と回答があったといい、4月以降、市民の意見を交え具体的な協議に入る。(山本 晃)
■イオンリテール側「進める方向で決定」
同地区では2月末、市民に親しまれた商業施設「フローラ88」(弥生が丘1)が37年の歴史に幕を下ろした。その跡地を巡っては、市などが昨年12月、イオンリテールがスーパーを中核とした商業施設を整備すると発表。市と同社、フローラ88の敷地を所有する第三セクター「北摂コミュニティ開発センター」は、同地区の活性化に関する基本合意書を締結した。
























