「お菓子の家」をテーマにしたデザイン画や工作などのコンテストで、赤穂市立城西小2年の北原実織さん(8)の作品が審査員特別賞に選ばれ、本物のお菓子に生まれ変わった。画用紙に偶然こぼれた絵の具を生かし、存在感のある「イチゴソースの木」を表現するなど独創性が光った。(小谷千穂)
コンテストは、同市の市民劇団「劇団アルティスタ」が主催。新型コロナ禍の影響で舞台活動ができなくなった同劇団が、次の公演で予定していた演目「ヘンゼルとグレーテル」にちなみ、2020年から始めた。今年で4回目。デザイン画やクラフト工作部門などがあり、園児や小中学生から計49点の応募があった。