パレットの廃材を活用した「みのむし図書館プロジェクト」への協力を呼びかける実行委員会のメンバーら=姫路市石倉
パレットの廃材を活用した「みのむし図書館プロジェクト」への協力を呼びかける実行委員会のメンバーら=姫路市石倉

 商品などを載せる木製パレットの廃材や古い絵本を活用した小さな図書館を造ろうと、宍粟市の製材所「オサキ」など11事業者がクラウドファンディング(CF)に挑戦している。色味が異なる廃材を組み合わせた図書館の外観は、まるで落ち葉や枯れ木を集めるミノムシのよう。CFを主導する同社社長の尾崎政仁さん(45)は「廃材のもの作りを知ってもらい、『みのむし図書館』を全国に広めたい」と意気込む。(真鍋 愛)