選挙期間中、斎藤元彦氏の街頭演説を聞く聴衆=11月15日、JR姫路駅前(撮影・井上 駿)
選挙期間中、斎藤元彦氏の街頭演説を聞く聴衆=11月15日、JR姫路駅前(撮影・井上 駿)

 17日に投開票された県知事選は、交流サイト(SNS)を通じた情報発信で支持を広げた斎藤元彦氏が再選した。告発文書問題が浮上後、異例の経緯をたどった今回の選挙戦。斎藤知事の公職選挙法違反疑惑などで県政の混乱が続く中、中・西播磨5市6町の首長に知事選の受け止めを聞いた。(取材班)

ネットが世論誘導、怖さも/立花氏姿勢に疑問の声

 知事選では投開票日の3日前、県内29市長のうち有志22人が前尼崎市長稲村和美氏の支持を表明。中・西播磨からは姫路、相生、赤穂、宍粟、たつの市の5市長が名前を連ねた。