地域の歴史が紹介された看板を見る子どもたち=神河町南小田
地域の歴史が紹介された看板を見る子どもたち=神河町南小田

 神河町の小田原地域の住民らでつくる小田原ブロック地域自治協議会が、子どもたちに地域の歴史や文化を継承する取り組みを始めた。域内の5地区に歴史看板を立てたり、民話を紙芝居で紹介したり。少子化の進むまちで、住み続けたいと思ってもらえる古里の思い出をつくろうと奮闘する。(喜田美咲)

 同ブロックは上岩、高朝田、宮野、南小田、上小田の5地区でつくる。小学生は全体でも40人ほどで、高齢化も進む。同協議会は近隣地区で連携して地域の課題解決に取り組むため、昨年発足。福祉や防災に加え、本年度は子どもに焦点を当てた計画にも力を入れた。