境内の石碑「関東震災横死供養之碑」について説明する安楽寺の内海裕隆住職=加古川市志方町細工所
境内の石碑「関東震災横死供養之碑」について説明する安楽寺の内海裕隆住職=加古川市志方町細工所

 1923(大正12)年9月1日に起きた関東大震災からまもなく100年。マグニチュード(M)7・9の巨大地震で、首都園は壊滅的な被害を受け、犠牲者は約10万5千人に上った。その被災地から遠く離れた兵庫県に、犠牲者の「供養之碑」があることをご存じだろうか-。なぜ兵庫に? 節目の日を前に現場を訪ねた。(井川朋宏)