神戸市は13日から、渋滞が相次ぐ県道神戸三田線(有馬街道)にライブカメラを設置し、映像の公開を始める。混雑状況を可視化し、並行する阪神高速北神戸線を利用してもらうことで、渋滞を緩和する狙い。市によると、自治体が一般道のライブ映像を配信するのは全国でも珍しいという。
有馬街道は神戸市街地と三田市を結ぶ主要道路で、周辺の住宅街から流入する車両で混雑が常態化。特に新神戸トンネルの入り口の「箕谷ランプ」(神戸市北区)周辺は交通量が多く、朝のラッシュ時には交差点で渋滞し、車列が500メートルほど伸びることもあるという。