神戸新聞NEXT
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 阪神・淡路大震災の被災者らが住む兵庫県内の「災害復興住宅」で、住民に占める65歳以上の割合(高齢化率)が2023年11月末時点で54・61%となり、前年同期(54・56%)に比べて0・05ポイント上昇し、過去最高を更新したことが、兵庫県の調査で分かった。

 災害復興住宅の高齢化率は一般の県営住宅を10・82ポイント上回り、1人暮らし高齢者世帯の割合が51・15%を占める。引き続き孤立をどう防ぐかが課題となっている。