神戸停車場と呼ばれた初代神戸駅(京都鉄道博物館提供)
神戸停車場と呼ばれた初代神戸駅(京都鉄道博物館提供)

 神戸-大阪間に鉄道が開業した当時、営業キロは32・7キロ(現在は33・1キロ)。1日8往復、所要時間70分だった。駅は「停車場」と呼ばれ、三ノ宮、西ノ宮(現西宮)に置かれた。1868年に開かれた神戸港から神戸駅を通じ、大都会・大阪へ貨物を輸送するのが主な目的だった。