キャベツをはじめ、相次ぐ材料費の高騰にも「変わらないことが大切」と前を向く店主の青森功樹さん(中央)ら=神戸市長田区久保町4、お好み焼 青森
キャベツをはじめ、相次ぐ材料費の高騰にも「変わらないことが大切」と前を向く店主の青森功樹さん(中央)ら=神戸市長田区久保町4、お好み焼 青森

 歯止めのかからない物価高騰が、兵庫県民におなじみの「粉もん」を直撃している。お好み焼きやそばめしに欠かせないキャベツは先月、一部で例年の約2倍の1玉千円に。ようやく仕入れ値は落ち着いてきたが、今度は瓶ジュースの価格が上昇した。さらに小麦粉も値上げが見込まれるが、気取らない庶民の味への価格転嫁は容易でなく、飲食店は悲鳴を上げている。