天の川に見立てた光の帯=6日夜、西宮市社家町、西宮神社
天の川に見立てた光の帯=6日夜、西宮市社家町、西宮神社

 7日は七夕。中国の伝説で牽牛星と織女星が「天の川」を渡って出会う日として知られ、西宮市社家町の西宮神社では、境内の池に発光ダイオード(LED)を浮かべ、天の川を演出する催しがある。6日夜に試験点灯があり、幻想的な青と白の光の帯が現れた。

 境内にある沖恵美酒神社(通称・あらえびす神社)の例祭日(10日)を中心に開く「夏えびす」の一環。境内中央にある神池から竹林にかけて2千個のLEDを配置する。7、10、20日の夕方から午後9時まで点灯する。

 池の周囲には、子どもたちが願い事を書いた短冊約1万枚を付けたササ飾り9本が並ぶ。7日にはホルンの演奏があり、9、10日にはビールや日本酒の屋台が出店する。西宮神社TEL0798・33・0321

(吉田敦史)