世界最高齢とされるスペイン在住のマリア・ブラニャスさんが19日、117歳で死去した。AP通信などが米非営利団体の発表として報じた。新たな最高齢は兵庫県芦屋市の糸岡富子さん(116)になったとしている。
ブラニャスさんの家族は20日、X(旧ツイッター)に「彼女は望み通り、眠っている間に安らかに痛みもなく亡くなった」と投稿した。
ブラニャスさんは1907年、米サンフランシスコ生まれ。スペイン北東部カタルーニャ自治州内の高齢者施設で暮らしていた。2020年に新型コロナウイルスに感染したが回復していた。
■芦屋市の高島崚輔市長のコメント
本日、芦屋市にお住まいの糸岡富子さんが、世界最高齢者になられたという一報が届きました。
芦屋市には、元気に活躍されている先輩世代の方が多くいらっしゃいます。
健康寿命は兵庫県で1位です。糸岡さんのように、元気で長生きされている先輩の存在は、私たちにとっても大きな励みとなっています。
これからも、先輩世代の方をはじめ、誰もが心身ともに健康で活躍できるまちづくりを推進し、「世界で一番住み続けたいまち 芦屋」を目指してまいります。
糸岡さんがますます健やかに過ごされますことをお祈り申し上げます。