「中秋の名月」の17日、兵庫県内は高気圧に覆われておおむね晴れ、夜空にひときわ明るい月が輝いた。気象庁によると、神戸の最高気温が34・3度となるなど県内の全20観測地点で30度以上を記録。和田山(朝来市)では36・6度に達するなど7地点で35度以上の猛暑日となり、秋といいながら厳しい残暑となった。
神戸市内では日没後、東の空に顔を出した月が街を照らした。国立天文台によると、満月となるのは18日午前11時半ごろで、同日夜の月はほぼ丸く見える。次に中秋の名月と満月が同じ日になるのは2030年という。
神戸地方気象台によると、18日も県内は広い範囲で晴れ、暑くなりそうという。(門田晋一)