兵庫県の斎藤元彦知事らの告発文書を巡る問題で、斎藤知事が県議会の不信任に伴う失職と出直し選への立候補を表明した26日、県議会5会派の幹事長らが取材に応じた。出直し選で県民の信を問う知事の決断に理解を示す一方、全議員で要求した辞職が実現しなかったことへの無念さや、自身の非を認めない知事のかたくなな態度に対する批判の声も聞かれた。3年間の斎藤県政についての評価は分かれ、引き続き開催される調査特別委員会(百条委員会)での真相解明に向けた決意を示す議員もいた。(大島光貴、金 旻革)
【非を認める言葉なかった 自民党・北野実幹事長】