南海トラフ巨大地震が起きると、兵庫県内で最も高い最大8・1メートルの津波が想定される淡路島の南あわじ市福良地区に防波堤や水門が完成し4日、式典があった。県が約140億円をかけ整備。防波堤の一部として設けた水門の一つには、津波時に海中から扉が浮上し、持ち上がる方式を西日本で初めて導入した。これらの対策で最大クラスの地震による津波の場合、浸水面積を約3割減らせるという。
南海トラフ巨大地震が起きると、兵庫県内で最も高い最大8・1メートルの津波が想定される淡路島の南あわじ市福良地区に防波堤や水門が完成し4日、式典があった。県が約140億円をかけ整備。防波堤の一部として設けた水門の一つには、津波時に海中から扉が浮上し、持ち上がる方式を西日本で初めて導入した。これらの対策で最大クラスの地震による津波の場合、浸水面積を約3割減らせるという。