パブ形式で開かれる交流の時間。専門家やまちづくりに取り組む市民らがざっくばらんに意見を交わす=三田市弥生が丘6、県立人と自然の博物館
パブ形式で開かれる交流の時間。専門家やまちづくりに取り組む市民らがざっくばらんに意見を交わす=三田市弥生が丘6、県立人と自然の博物館

 まちびらきから40年以上が経過した三田市のフラワータウン。人口減少や高齢化などの課題に直面する中、住民らが気さくに話し合いながらニュータウン再生の手がかりを探る取り組みが昨年始まった。その名を「PUB・ツチ」。先進的なまちづくりの事例を学び、自分たちの活動に落とし込む試みだ。

 PUB・ツチは、イギリスの社交場をイメージした「PUB」と、「つながる地域」の略語でフラワータウンの「まちの土壌」も意味する「ツチ」を組み合わせた造語。フラワータウン内にあり、市から事業を受託した県立人と自然の博物館(弥生が丘6)の福本優研究員(41)らが考案した。

 都市計画学が専門の福本さんは「市民、行政、民間事業者などさまざまな人が互いを否定せず、意見交換できる場を育てたい。定期的にずっとあって人がつながれる場にしたい」と狙いを語る。昨年はプレ開催を含め、計7回の集いを開いた。