阪神・淡路大震災発生時の記憶を伝承する動画
阪神・淡路大震災発生時の記憶を伝承する動画

 阪神・淡路大震災の発生から30年に合わせ、兵庫県警は、震災を経験した警察官らの証言を集めた動画を制作した。震災以降の採用者が約8割を占める中、災害の記憶を伝承するのが目的。動画を短くまとめたダイジェスト版は、県警の公式ユーチューブで公開している。(森下陽介)

 県警災害対策課は昨年1月、職員に震災時の経験や後輩たちに伝えたいエピソードを募った。アンケート結果を踏まえ、18人の県警職員を選び約40分間の動画=QRコード=にまとめた。