兵庫県内は13日、春本番を思わせる穏やかな朝となった。前日に南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、最低気温は神戸で11・2度、姫路で7・4度と平年を大きく上回った。
神戸市中央区の神戸港では、気温の上昇により大気中に水蒸気が漂い、遠景がぼんやりとかすむ「春がすみ」の現象が見られた。
神戸地方気象台によると、13日午後も気温が上がり、最高気温は4月上旬から中旬並みとなる見込み。14日も好天が続くという。
日本気象協会は神戸や姫路で13~14日、スギ花粉の飛散が「極めて多い」と予測している。(田中宏樹)