神戸六甲鉄道は4日、1月に兵庫県学校厚生会発行のチケット「施設利用補助券」を使って六甲ケーブルを利用した59人分の個人情報が漏えいしたと発表した。利用者の名前や会員番号が記された使用済みチケットを紛失したという。
同鉄道によると、チケット1枚で1回、六甲ケーブルに乗れる。利用者の運賃は後日、使用済みチケットを送り同会に請求する仕組みで、2月7日に請求書を送ろうとした担当者が、チケットがないことに気付いたが、上司への報告を怠った。これまでに同様の紛失事案はないという。
同鉄道は「個人情報の取り扱いを社内で徹底し、再発防止に取り組む」としている。