兵庫県の告発文書問題を調べた県議会調査特別委員会(百条委員会)の委員が非公開情報などを漏えいした問題を受け、県議会の主要4会派は16日、5回目の非公開会議を開いた。外部に情報提供するなどした複数の県議に追加の聞き取り調査を予定していたが、いずれの県議も出席せず書面で再回答した。既に書面調査を終えた別の複数県議も含め、次回会議で処分の必要性を協議する。
会議は3月に設置され、自民党、維新の会、公明党、ひょうご県民連合の各会派代表者が出席。昨年秋の知事選期間中、岸口実県議と増山誠県議が、立花孝志氏と接触した件などが調査対象とみられる。
終了後に取材に応じた浜田知昭議長によると、聞き取りを予定していた県議に追加調査は実施しない方針。次回会議で各会派の意見を持ち寄り、対象となった各議員への処分の有無を含めて協議するという。(田中宏樹、若林幹夫)
























