前総務部長の情報漏えいが第三者委に認定されたことなどを巡り、定例会見で記者からの質問に答える斎藤元彦知事=28日午後、神戸市中央区、兵庫県庁(撮影・丸山桃奈)
前総務部長の情報漏えいが第三者委に認定されたことなどを巡り、定例会見で記者からの質問に答える斎藤元彦知事=28日午後、神戸市中央区、兵庫県庁(撮影・丸山桃奈)

 兵庫県の告発文書問題で、県の第三者調査委員会(委員長=工藤涼二弁護士)が、前総務部長の井ノ本知明氏(57)=総務部付=による元西播磨県民局長(故人)の私的情報の漏えいを認定したことなどを受けて、斎藤元彦知事は28日の会見で、「組織の長として責任を感じている」と述べ、自身の給与カットをする考えを示した。早ければ6月3日開会の定例会で条例改正案を提出する。