神戸港からブラジルへの移民が盛んに行われていた1934年当時の神戸市の地図をご覧になる佳子さま=神戸市中央区山本通3、海外移住と文化の交流センター(日伯協会提供)
神戸港からブラジルへの移民が盛んに行われていた1934年当時の神戸市の地図をご覧になる佳子さま=神戸市中央区山本通3、海外移住と文化の交流センター(日伯協会提供)

 秋篠宮家の次女佳子さまが6月4~17日、日本との外交関係樹立から今年で130周年となったブラジルを訪問されている。それに先立ち4月28日、神戸市中央区の「海外移住と文化の交流センター」内の移住ミュージアムで、日本人のブラジル移住の歴史などを学んだ。担当者は「まっすぐなまなざしが印象的だった」と振り返り、今回の訪問で両国の友好関係がさらなる発展を遂げることを願う。

 宮内庁によると、佳子さまはサンパウロやリオデジャネイロなど4都市で日系人と交流。首都ブラジリアでは外交関係樹立130周年記念式典に出席し、ルラ大統領を表敬訪問する。