兵庫県の淡路市選挙管理委員会は１６日、参院選の期日前投票で、投票済みの有権者１人に兵庫選挙区と比例代表の投票用紙を誤って二重交付したと発表した。
市は東浦事務所（同市久留麻）で、いずれも２０日投開票の参院選と市議選の期日前投票を実施している。
市選管によると、１６日午前１０時ごろ、市議選の期日前投票を済ませた住民に参院選の投票用紙を交付。住民は前日までに参院選の期日前投票を終えており、再び投票したとみられる。
投票済みの有権者が再び投票の受け付けをすると、管理システムに警告が出るが、参院選の交付担当者に伝わっていなかったという。用紙の残数から二重交付に気づいたといい、有効票として扱われる見込み。（荻野俊太郎）
