いがの中からつややかな実をのぞかせる栗=21日、丹波市氷上町、福田観光栗園
いがの中からつややかな実をのぞかせる栗=21日、丹波市氷上町、福田観光栗園

 秋の味覚、丹波栗の季節が到来した。丹波市氷上町の「福田観光栗園」では栗拾いの営業がスタートした。早くも県内外からの観光客でにぎわっている。

 同園は計3ヘクタールで5品種約800本を栽培。今年は暑さなどで落果が遅めだが、実りは例年並みで甘さも十分という。

 わせの「国見」「ぽろたん」から落ち始め、今後「筑波」「銀寄」「石鎚」と続く。営業は約1カ月の見通し。横田大成代表(36)は「お客さんの期待に応えられるおいしさを目指し、1年間汗を流してきた。たくさんの方に栗拾いを楽しんでもらい、家で堪能してほしい」と話している。

 入園料は小学生以上500円。持ち帰り1キロ2千円。土日祝日は焼きぐりや栗ご飯も販売する。営業時間は平日午前9時~午後3時、土日祝日午前9時~午後0時半。福田観光栗園TEL0795・82・1616(秋山亮太)