【サンパウロ共同】パナマのマルティネスアチャ外相は22日、ベネズエラを出航し米軍が20日に拿捕した石油タンカーについて、パナマ国旗の不正利用や位置情報システムの遮断、船名の変更など不審な点が多いとして調査していると明らかにした。
米メディアはタンカーはパナマ船籍とみられると報じていた。パナマメディアによると、マルティネスアチャ氏は「船名の変更など明らかな問題があり、パナマ国旗が責任ある形で使用されていない」と述べ、パナマとの関係を否定した。
ベネズエラは米国の制裁から逃れるため船名などを偽装し出自を隠した「幽霊船」を使って石油を輸出しているとされている。
























