規格外野菜の販売に取り組む「りふぁーむ」代表の松井優人さん(右から2人目)らメンバーと農家の鶴田善久さん(右端)=神戸市西区伊川谷町前開
規格外野菜の販売に取り組む「りふぁーむ」代表の松井優人さん(右から2人目)らメンバーと農家の鶴田善久さん(右端)=神戸市西区伊川谷町前開

 地元の農産物や、なりわいとしての農業を若い世代に知ってもらおうと、兵庫県立大(神戸市西区)の学生が、神戸の農家が生産した規格外の野菜を学内や近隣で販売する事業に挑戦している。「1人暮らしの学生にニーズがあるのでは」などと見込んで始めたものの、マーケティングの難しさを実感。地域資源をどう持続可能な仕組みにつなげるか、模索を続けている。(鈴木雅之)