地方選挙
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 任期満了に伴う来年3月1日告示、同8日投開票の洲本市長選で、元三菱商事社員の吉平敏孝氏(44)が無所属で立候補する意向を固めたことが6日、分かった。7日に会見を開き、正式表明する方針。

 吉平氏は洲本市出身。白陵高校(高砂市)、東大法学部を卒業後、三菱商事に勤務。2024年10月の衆院選で東京3区から日本維新の会公認で立候補、25年7月の参院選で兵庫選挙区から維新公認で立候補し、いずれも落選した。

 吉平氏は神戸新聞社の取材に対し「少子高齢化が進み、経済も活性化していない。子育てをする親として、若者に選んでもらえるような地域づくりをしていきたい」と話した。

 洲本市長選を巡り、立候補の意向が明らかになるのは吉平氏が初めて。1期目の現職上崎勝規氏(70)は去就を明らかにしていない。(古田真央子)